2008年 02月 01日
如月に想う
四弘の誓願(しぐせいがん)《総願/本願》をたてます。
(菩薩が必ず成し遂げようと願い定めた誓い)
衆生無辺誓願度 より多くの人を救いたい
煩悩無量誓願断 雑念から解き放たれたい
法門無尽誓願学 多くの教典を学ぼう
仏道無上誓願成 悟りの境地に至りたい
これは社会人としての道でもあり
人が生きていく上での常道でもあり
起業の志にしても同じ事と考えます。
現職を辞する時が近づいてきた今
中々難しいことかもしれませんが
改めてこの言葉を心に刻まねばと
つくづく想う今日この頃です。
広隆寺(京都)弥勒菩薩半伽像
国宝第一号
《弥勒菩薩半伽像見て》
ドイツ人哲学者カール・ヤスパースの言葉
「私はこれまでに古代ギリシャの神々の彫像も見たし、ローマ時代に作られた多くの優れた彫刻も見てきた。だが、今日まで何十年かの哲学者としての生涯の中で、これほど人間実存の本当の平和な姿を具現した芸術品を見たことはなかった。この仏像は我々人間の持つ心の平和の理想を、真に余すところなく最高度に表しているものです」。