2015年 01月 09日
もう年は明けましたか?
雪国の雰囲気を持った曇り空が続いています。
学生時代の冬休みを過ごした飛騨高山は、
朝が明けるのもいつなのかわからない曇り空が続き、
雪が降り続く絵に描いたような『雪国』でした。
小高い城山からは白い北アルプスが望めて、
眼下には赤い欄干中橋との色合いが似合い、
鯉泳ぐ宮川と小京都高山の町並みもやはり白く、
道行く人も少なく、いつもより静けさを感じて、
雪よけ軒下から流れる地元演歌も
ただ寂しさを増すばかりでした。
寒さ嫌いな自分はひとりいつもの小さな居酒屋で、
白い柔肌のような湯豆腐を傍らに熱燗を愉しんでいました。
至福の時間が流れていました・・・
今年の正月は年末から風邪で寝込んで、
熊が冬眠するように元旦も起き上がることができず、
やっと2日になって起き上がるようなわけで、
年が新たになった実感が少なく、
心の中では年末年始の出来事が千々に乱れ、
今はまだ先に正月があるような気分です。
それでも、友人との新年会などでゆっくり
なんとか年が新たになったことを実感するような今日この頃です。