どこか遠くへ行きたい

小雨が深夜から降り続き静かな春のプロローグ。
ショーウィンドウでは冬のファッションから春に衣替えしている。
鳥の鳴き声も賑やかになって野山にもいよいよ春が来たようです。

幼い頃に何度も見た他愛もない夢を今でも思い出す。
それは背中に天使のような白い羽根があって、
空まで届くようなジャックと豆の木のような
細くて丸い曲がりくねった高層ビルの窓から
満天の星空に向かって気持ち良く飛んでいく夢である。
その夢を見た後には、なぜか良い事が続いた。
しかし反対に気持ち悪い夢では城の堀のそばを歩いていて
何かの拍子に足を滑らせ、
奥深い堀の中に吸い込まれていってしまう夢で、
これは良くない事が起こってしまった前後だった。

夢は逆夢と言うけれども、
自分の夢は不思議で時々夢どおり現実に起こる事がある。
夢は五臓の患いと言うけれども、
成人病でたくさんの薬を呑むようになってからあまり見なくなった。
寝てみる夢の話しでは無いけれども、世の中が頼りなくて、
わたり難いこと、儚い事ことを『夢の浮橋』という。
この歳になると、
少し先に何か愉しみな計画や予定を持つと
少しばかりの夢が持てて幸せな気持ちになる。
だけど、
こんなささやかな夢に幸せを感じるのは、
『夢の浮橋』を渡り終えたせいかもしれない。
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by mikun77mukun | 2012-03-02 14:03 | 日記

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