雨にも負けず

被災地の風景が毎日TVで映し出される。
そのみんなの姿や語る言葉を聞いて、
宮沢賢治の詩を思い出しました。

雨にも負けず  風にも負けず 
雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち
慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている 
一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ 
あらゆることを 自分を勘定に入れずに 
よく見聞きし分かり そして忘れず
野原の松の林の陰の 小さな萱ぶきの小屋にいて 
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ 褒められもせず 苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい
           
内村鑑三の弟子でクリスチャンであった斉藤宗次郎という人がいて、
その人の生き様に感動し、宮沢賢治はこの詩を書き残しました。
手帳に書き残していて自分への励ましとしていたものです。
賢治が37歳の若さで病死後、公表されたものです。
斎藤は賢治と同じ岩手県花巻市生まれでした。

お釈迦さんが残した言葉に「無常」と言うことばがあります。
万物は流転しており、一時も同じままではないということです。
50年前の自分は子供でありましたし、
そして、これから50年過ぎればこの世にいません。
これが「無常」です。
これからに明るい希望を持つには、お金はいりません。
心だけあればいいのです。
失った事に心を奪われるより、
今手のひらに残っているものを見つめるほうがいい。
「これからなんだ」と思う心に明るい希望が宿ります。
心に元気があれば必ず明るい希望につながります。
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by mikun77mukun | 2011-03-18 10:24 | 日記

日々の思いを積み残しながら


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